パンダに会うことができる施設と言えば、上野動物園や和歌山アドベンチャーワールドですよね。
6月15日、「アドベンチャーワールド」はジャイアントパンダの永明(雄、27歳)と良浜(雌ラウヒン、19歳)の交尾を確認したと発表しました。
妊娠すれば、この秋にも赤ちゃんパンダの誕生が期待されるということで、パンダファンやらSNSやらで話題になっています。
この記事では、和歌山アドベンチャーワールドのパンダの交尾確認で
- 良浜(雌ラウヒン、19歳)の妊娠はいつわかる?
- 妊娠の確率と兆候
について、調査しご紹介していきます。
和歌山アドベンチャーワールドのパンダと言えば、ジャイアントパンダの永明(雄エイメイ、27歳)と良浜(雌ラウヒン、19歳)をご存じでしょうか。
このほど、この二匹のパンダの間に交尾が確認されたというニュースが話題になっていてベビー誕生の期待に地元も沸いています。
良浜(雌、19歳)の妊娠はいつわかる?
和歌山アドベンチャーワールドの同施設での交尾確認は2018年、2頭の間に彩浜(雌)が生まれて以来ということで、地元はもちろん、全国的にも盛り上がりそうですね。
さて、一番気になる良浜(雌ラウヒン、19歳)の妊娠はいつわかるのでしょうか。
妊娠の兆候
ひとつの例を参考にするだけで、パンダの妊娠の兆候がわかると思いますのでご紹介します。
2017 年5月、上野動物園ジャイアントパンダの雌シンシン(当時11歳)が妊娠したときの兆候は、竹を食べる量が普段の半分以下になり、寝ている時間は倍近くになったようです。
また、産室でくつろぐ様子も見られたということですが、妊娠した際に分泌される尿中のホルモン代謝物も高い値が続いているといのが妊娠の兆候のようです。
整理しますと、妊娠の兆候は
- 竹を食べる量が減る(普段の半分以下)
- 寝ている時間は倍近くになる
- 尿中のホルモン代謝物も高い値が続く
以上が、妊娠の兆候の判断として専門的な解釈のようですね。
ただ、妊娠しているような特徴を示す「偽妊娠」のケースもあるということなので今後は、和歌山県と施設側と健康状態や行動、ホルモンの変化など慎重に経緯を観察していくことになるでしょう。
妊娠の確率
パンダのメスは、妊娠可能な体の状態になって発情する季節が決まっていて、発情期は年に1回で2~5月の数日~2週間と言われていますので、その発情期を逃すと交尾は、また一年先になってしまうわけですね。
永明は、1994年の来園以後、梅梅(2008年に死亡)との間に6頭、良浜との間に9頭の子をもうけているというんですから、良浜(雌ラウヒン、19歳)は体が丈夫なんですね。
ちなみに、パパの永明(エイメイ)は、中国生まれですが、良浜(ラウヒン)は、2000年9月6日 アドベンチャーワールド生まれの日本国籍なんですね。
良浜(ラウヒン)だけで、考えてみると、20年で9頭で、今回の妊娠もあわせると2年に一回妊娠している計算になりますね。
つまり、50%の妊娠率ということになります。
パパの永明(エイメイ)は、飼育下の自然交配で繁殖させた最高齢パンダといういうことで、良浜(ラウヒン)の出産が順調に行くことを見守って行きたいですね。
パンダの繁殖はとてもデリケートなものです。
妊娠が確認できた場合には、一般公開も中止することにもなります。
また、妊娠が確認できても、必ず出産できるとは限りません。
妊娠期間は、95日から150日と言われていますので、報道ではこの秋にも赤ちゃん誕生となれば嬉しいですね。
まとめ
この記事については、和歌山アドベンチャーワールドのパンダの交尾確認で
- 良浜(雌ラウヒン、19歳)の妊娠はいつわかる?
- 妊娠の確率と兆候
について、調査しご紹介してきました。
無事の出産を願っています。
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