2025年に大阪誘致を目指す万博の主会場が、大阪湾の人工島の夢洲(ゆめしま、大阪市此花区)に
一本化されることも決まったのは、2018年11月23日のことでした。
あれから、丸3年が経過しましたが、コロナ渦の影響で開発の延期や中止も心配になりましたが
ここに来ていよいよ気運が動き出したようです。
この記事では、
- 大阪万博夢洲までの交通アクセスや開発計画
- トンネルや鉄道延伸の可能性
についてご紹介していきます。
大阪万博夢洲(会場)までの交通アクセス(構想)
2025年国際博覧会(万博)の開催国を決める総会で、ロシアとの決選投票の結果、日本に決定。
いまの時点では、構想の段階ですがこの記事での調査結果をお伝えします。
以下は、平成29年2月の段階において、夢洲まちづくり構想について府をはじめ、関係団体がとりまとめたものになります。

地下鉄中央線は、すでにコスモスクエアまで伸びていますので、夢洲構想を完成させるためには、
新桜島(仮称)までの延伸工事が必要となってきます。
2025日本万国博覧会(大阪・関西)の概要
テーマ | 「いのち輝く未来社会のデザイン」 |
開催期間 | 2025年5月3日~11月3日 |
会場 | 夢洲の中央部第二期 |
入場者数想定 | 2,800~3,000万人 |
会場建設費 | 1,250億円(国、府・市、民間が負担) |
事業運営費 | 800~830億円(入場料収入など充当) |
関連事業費 | 730億円以上(鉄道アクセス、追加埋め立て) |
経済波及効果 | 1.9兆円 |

出典元:大阪市
松井知事も建設費に見合ったリターンがあると確信しているという発言をしておりましたが、相当気合が入っていましたね。
この手つかずの広大な更地が、悲願ともいえる万博誘致を勝ち取ったことで一気に開発に向けて動くことになります。
トンネルや鉄道延伸の可能性
北港テクノポート線建設事業で交通インフラが加速する!
鉄道延伸区間
新桜島駅(仮称)⇒舞洲駅(仮称)⇒夢洲駅(仮称)⇒コスモスクエア駅の7.3kmに区間の延伸になります。

出典元:大阪市
出典元:大阪市
地下トンネル工事
コスモスクエア駅から新桜島(仮称)駅までは、全部で3か所のトンネル工事が必要なのですが、コスモスクエア駅から夢洲までは、
すでに地下トンネル工事は完成しているんです。
また、完成している地下トンネル部分だけで、夢洲駅まで開通するには3kmの地下路線工事が必要ですので現在は工事中と思われます。
工事の進捗状況に関しては、公式な発表を待ちたいと思います。
事業名称 | 北港テクノポート線建設事業 |
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事業実施場所 | 新桜島~コスモスクエア間 (起点)此花区北港2丁目 (終点)住之江区南港北1丁目 |
事業者 | 株式会社大阪港トランスポートシステム(OTS) 大阪市 |
事業の種類 | 鉄道 |
事業の規模 | 7.3キロメートル |
事業の概要 | 此花区と舞洲、夢洲、咲洲を結ぶ鉄道の建設事業である。 |
実施根拠 | 大阪市環境影響評価条例 |
手続きの実施状況 | 工事着手届出書受理(平成12年12月13日) 事後調査報告書受理(平成21年5月15日) |
出典元:大阪市
今後の予定
完成しているのは、地下トンネル部分のみになり夢洲駅(仮称)まで正式開通するには3kmに及ぶ
地下路線工事が必要になってきます。
いずれにしても、2025年万博の開催については膨大な建設費がかかる工事になりますので、
国、府、経済界と開催主体である法人を設立し準備を進めていくということです。
万博候補地も大阪に決まり、盛り上がっています。
こちらのサイトでも、今後に大いに期待し応援して行きたいと思います。
まとめ
この記事では、
- 大阪万博夢洲までの交通アクセスや開発計画
- トンネルや鉄道延伸の可能性
についてご紹介してきました。
2020年から始まった新型コロナウィルス感染の影響で、トーンダウンしたかと思われましたがここに来て一気に
気運が高まってきました。
全国の感染者も二けた台になり終息した感じがあります。
これから、一気に開発が進んでいくことを期待しています。
最後までおつきあいいただきありがとうございます。
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