年間300日台所に立っている管理者のくまちゃんです。
食材を冷蔵庫に入れたまま賞味期限が過ぎて腐らせてしまったというのはよくある話ですが、
これは、収納のしかたが原因になっていることがよくあります。
これから挙げるポイントを参考にして、もう一度冷蔵庫の食材の仕舞い方を
見直してみてはいかがでしょうか。
冷蔵庫の食品回転率をアップするカンタンな棚の使い方とは?
冷蔵庫の中には、いろんな食品が入っていてなにがどこにあったかなど
一瞬で思い出せないことが多いんですよね。
また、使いかけのものや形がバラバラなものは収納場所がなかったりなど、
いつもわかっている事なんですが悩んでしまいます。
冷蔵室は3~5℃の温度帯で設定されていることが多く、サラダやお惣菜などの残り物、
デザート類などすぐ食べるものや凍らせたくないものを保存する場所に適しています。
また、ドアポケットは約6~9℃と少し温度が高めですが、牛乳や調味料の収納に向いています。
さて今回は、冷蔵庫のなかでも一番大きなスペースである冷蔵室にしまう物の
上手な収納方法をご紹介します。
冷蔵庫によって棚板の段数は違いますが、今回お伝えする仕舞い方を参考にしてみてください。
スタンダードな方法でだれでもカンタンにできます。
冷蔵棚の使い方4つのポイント
1.賞味期限の長いもの(上段)
大型冷蔵庫の場合、最上段は目線よりも高くて奥まで手が届かないことがあるので、
賞味期限が長めの食品を収納することをおすすめします。
また、トレーを利用してまとまて収納すると引き出したときに一目で判断できるので便利です。
この段には、やはり缶ビールそしてみそ、ビンに入れた紅生姜、福神漬け、バターなどなど。
2.作り置きのおかず(中段)
ポテサラ、マカサラ、一週間程度日持ちするものを収納することで
賞味期限の早いものと区別しておきます。
毎日のお弁当のおかずに使うものなど、入れておくことで
使いたいおかずが一目で判断できるので便利です。
3.賞味期限の早いもの(下段)
下の段は、目につきやすい高さにあるので早めに使い切りたいもや賞味期限の迫っている食材、
比較的よく食べるおかずなどをを入れて置くと便利です。。
冷蔵庫を開けた瞬間、目につくので使い忘れを防げます。
食品の保存期間の目安としては、以下の通りです。
- 食品の鮮度や冷蔵庫の使用状態によって異なりますが参考になります。
たまご 2週間~約1か月 - 豆腐(開封後) 約3~5日
- 牛乳(開封後) 約3~5日
※トレーを使い分類しておくことで奥の物も一度に取り易くなります。
4.チルド室
いまや、大型冷蔵庫はチルド室が当たり前についています。
冷蔵室よりも温度が低く約0℃の温度帯で設定されていることが多いです。
肉や魚、発酵食品のチーズやヨーグルトなどの乳製品、かまぼこなどの練り製品などを保存。
食品の熟成を抑えてくれるので、肉や魚などその日のうちに食べるものを入れておく。
- 保存期間の目安は以下の通り。
練製品(開封後) 約4日 - ハムやソーセージ(開封後) 約2週間
- 肉や魚 約2~4日
- 加工品のベーコンやハムなども。
補足
- お惣菜で、多めに買ってきた揚げ物や天ぷらなどは冷蔵に入れるより
冷凍保存をおすすめします。
- 天ぷらがおいしいのは油がまわるまで。
時間がたつにつれ酸化すすみ、味が落ちてきます。
余ったときには、油がまわる前に冷凍しておくことをおすすめします。
冷凍保存しておくと食べたいときにすぐに食べられるのでとても便利です。
まとめ
- 奥のものも取り出しやすいように、バスケットやトレーなどの縦長の収納ケースを使う。
- 賞味期限の長いものや長期保存のビンものは同じ棚に、賞味期限の短いものは別の棚に
使い分ける。
おわりに
普段生活していると、目の前のことでいっぱいなので冷蔵庫の中身について
なんていちいち深く考えたりしないものですよね。
でも、毎日使う食材の出し入れをする場所ってとても大事なんです。
そこで、整理整頓しておくことで目の前がパッと明るくなり目からウロコなんてことも。
これまで知らなかったことって、自分にとってとても新鮮ですよね。
わたしは、特に便利だなと思ったことは即実践しちゃうんタイプなんです。
あと、多少の賞味期限切れはそれほど敏感にならなくてもよろしいかと思います。
賞味期限と消費期限は違いますので自分なりの消費期限を見つけることが肝要です。
ぜひ、ひとり暮らしのみなさんも活用してみてください。
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