2020年の高校野球甲子園大会は、コロナ感染拡大の影響を受けて中止になりましたね。
そこで、日本高等学校野球連盟の主催で、[第92回選抜高等学校野球大会出場校の野球部員に甲子園球場での1試合を提供する]という趣旨のもと、全国優勝を目指して日々苛酷な練習で努力してきた高校球児のみなさんに一筋の光が射したのが、交流試合という形式のものでした。
高校球児は、そのたった一試合でも感謝の気持ちを持って戦っていたのが印象的でしたね。
さて、2021年春夏の甲子園大会は、どうなるんでしょうか。
春の選抜甲子園大会もあと2か月弱となるなか、全国の高校野球関係者から注目を集める15歳の球児がいます。
今夏の甲子園で注目されるのが、中学球界屈指の長距離砲として活躍した狭山西武ボーイズの小野勝利内野手(3年)で、ニュースやネットで話題になっています。
この記事では、小野勝利の
- 高校進学や経歴(プロフィール)
- 兄や父親はどんなひと?
などについて、調査しご紹介していきます。
なんといっても、恵まれたその体格は高校でも即戦力になり得るほど中学生離れしています。
しかも、中学通算28本塁打をマークしているのもその体格を鍛えぬいてきた練習の現れでしょうね。
では、プロフィールを見ていきましょう。
- 名前:小野勝利(おのしょうり)
- 生年月日:2005年4月10日
- 出身地:埼玉県所沢市
- 身長・体重:180㎝・86㎏
- 右投げ右打ち
- ポジション:投手
- 最高球速:120キロ
- 足のサイズ:29㎝
- 好きな食べ物:寿司(サーモン)
- 所属:狭山西武ボーイズ
高校進学はどこ?
小野勝利くんは、中学の野球の実績を引っ提げてどこの学校に進学するのか気になるところですが、どうやら神奈川県の強豪校に進学するという情報があります。
強豪校と言いますと、知名度や実績から言って横浜高校でしょうか。
現時点では、ハッキリと断言できませんが、フルカウントというサイトが報じています。

出典元:https://full-count.jp/2021/01/24/post1031464/2/【写真:小谷真弥】
小野勝利の経歴(野球)
小学 | 泉ホワイトイーグルス 2011年,2012年,2013年,2014年,2015年,2016年,2017年 |
ジュニア | 埼玉西武ライオンズジュニア 2017年 |
中学 | 狭山西武ボーイズ 2018年,2019年,2020年 |
全国大会(ジュニア) | 2017年NPB12球団ジュニアトーナメント(グループリーグ) |
全国大会(中学) | 中学1年 2018年ボーイズ選手権大会(1回戦) 中学2年 2019年ボーイズ選手権大会(ベスト8) 中学3年生 2020年ボーイズ東日本選抜大会(準優勝) |
5歳から本格的に野球を始めていますが、当時から西武・中村剛也の豪快な本塁打に魅せられたといいます。
また父・剛さんが会長を務める狭山西武ボーイズでは、公式戦デビューでいきなり3本塁打を放ちめきめきと力を付けて行きました。
まさに、テレビ局も取り上げるほどのスーパー中学生となったわけですね。
狭山西武ボーイズの4番打者兼控え投手としてプレーしていたということですので、早くから監督・父の信頼が高かったということなんでしょうね。
また、中学3年間の公式戦で通算20本以上の本塁打を放ち通算でも28本塁打という成績は驚く以外にありません。
ちなみに、50mは6秒8という脚も魅力のひとつでしょうね。
まだまだすごい経歴があります。
小野勝利の名前が一気に広まったのは、中学1年時のデビュー戦でいきなり左翼、中堅、右翼と、三方向へホームランを打って周囲を驚かせ、「狭山にすごい中学生がいる」という評判からだったようです。
中学一年生の時のエピソードからすると相手チームの監督や選手も度肝を抜かれたことと思います。
やはり、まぐれでこんなことはできないと思います。
誰しもが規格外のパフォーマンスと感じたことでしょう。
まだ野球選手としての筋肉がつく前の身体は柔らかく、スイングはしなやかで、大人でも簡単には使いこなせない1.5キログラムのバットを、箒の柄のように軽々と振っている。これから本格的にウエートトレーニングを積んだら、いったいどこまで飛ばせる長距離打者になるのだろう。そう期待させる雰囲気が、少年の全身から漂っていた。
と印象をの述べています。
高校野球は、2020年春の選抜大会から「1週間で500球」という球数制限が導入され、新たな時代を迎える予定でしたがコロナ渦になり選抜大会が中止に追い込まれました。
兄や父親はどんなひと?
兄(将輝)
お兄さんの将輝くんのtwitterを見つけました。
しっかり映ってるじゃねーか!笑笑
#やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる pic.twitter.com/9o6IQO3qyj— 小野将輝 (@shoki512014) May 2, 2018
やはり、お兄さんの将輝くんも中学時代には、狭山西武ボーイズ所属し野球をやっていました。
経歴を見て行きましょう。
- 2016年 ボーイズ春季全国大会準優勝
- 2017年 ボーイズ春季全国大会ベスト4、2017年ボーイズ選手権大会2回戦
高校時代は、横浜市の桐蔭学園高校で以下の成績でした。
- 2018年 2018年明治神宮野球大会ベスト8
- 2019年 2019年選抜高等学校野球大会1回戦
兄・小野将輝くんは、父親の剛さんと同じく神奈川県横浜市の桐蔭学園高校卒業後、武蔵大学に進むことが決まっています。
現在、桐蔭学園の3年生で、2021年春から父と同じ武蔵大学へ進んで金融を専攻する予定ということです。
野球という意味においては、勝利くんほどのインパクトはありませんが、しっかりと自分の道を見つけて進もうとしているようですね。
父・剛さんは将輝くんに「大学を出たら銀行員になってほしい」ということなので、野球とは違う人生を歩むことになりそうですね。
父・剛さんは、勝利くんと将輝くんの性格をしっかりわかっていて、進むべき道を示してくれているのだと感じますね。
父親(剛)
父・剛さんはもとプロ野球選手で、2000年ドラフト7位で巨人入りしています。
だが、わずか2年で戦力外通告を受け、2003年からはイタリアで現役続行しますが2004年に西武ライオンズで日本球界復帰し、通算12試合登板した実績があります。
父・剛さんは、ご自分の経験を振り返り勝利くんの教育方法について「自分のような野球選手にならないように育ててきました。プロ野球は心の強さしかない。上手い、下手よりも強い選手しか残っていかない。自分の野球生活は後悔しかない。勝利はプレッシャーに強い子です。本塁打打者を目指すしかない」とエールを送っているということですね。
父・剛さんも自分が叶わなかった夢を勝利くんに託した言葉が印象的でした。
剛さんの後悔の念も伝わって来ますので、必ずやプロに進むことでしょう。
現在は商社、飲食業、不動産を始め、プロ野球選手のセカンドキャリア支援などを行う実業家として活動しているということですので、その利益を勝利くんに
2017年には事業で年商4億円の売り上げを上げているというのも、実業家そのものですね。
ちなみに、勝利くんが中学時代(現役所属)に所属した狭山西武ボーイズは、父・剛さんが立ち上げたというのも驚きですよね。
勝利くんの私生活
監督でもある父親の指導で、1日3時間の自主練習を徹底していると言います。
日頃のティー打撃では巨人・坂本らが行う5種類のティー打撃も実践しているということですから早くも高校での活躍も期待しても良いのではないでしょうか。
また、自身の打撃映像や憧れの中村剛也、落合博満らの本塁打集をYouTubeで研究しているということですが、どこまでストイックなのでしょうか。
将来がほんと楽しみな選手が出てきましたね。
この記事では、小野勝利の
- 高校進学や経歴(プロフィール)
- 兄や父親はどんなひと?
などについて、調査しご紹介してきました。
最近の記憶では、やはり清宮くんの日本ハム入りが思い出されますね。
清宮君もまだまだこれから伸びていく選手だと思いますので、小野くんもそういう先輩方を追いかけて行って欲しいと思いますね。
コメントを残す