日産カルロスゴーン元会長の逮捕理由は?金融商品取引法違反の余罪や保釈金も調査

日産自動車(本社・横浜市)のカルロス・ゴーン会長(64)が自らの報酬を過少に申告した疑いがあるとして、東京地検特捜部が11月19日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑でゴーン氏を任意同行し事情聴取していましたが、容疑が固まったためさきほど逮捕しました。

この記事では、カルロスゴーン氏の逮捕理由や余罪、逮捕後の保釈金などについて調査していきます。

ゴーン氏の逮捕理由

逮捕理由は、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)です。

9年間で99億9800万円の報酬があったにもかかわらず、記載は498700万とし50億円余り過少に記載していた。

平成23年~平成27年まで報酬を

長年に渡り、過少申告していた疑いが強まったとしています。

実際の半分しか、申告していなかったんだね。

もらっている額がスゴすぎて、言葉が出てきませんね…

有価証券報告書虚偽記載とは

金融商品取引法は、上場企業などに事業年度ごとの経理状況など、事業についての重要事項を記した有価証券報告書の提出を義務づけている。報告書の内容にうその記載があった場合の罰則は、個人は10年以下の懲役もしくは1千万円以下の罰金、法人は7億円以下の罰金。投資家が正しい情報に基づいて判断できるよう保護することが目的で、影響が大きいと証券取引所が判断すれば、上場廃止になる場合もある。

ゴーンの役員報酬

3社の有価証券報告書などによると、ゴーン氏は2017年度、日産から7億3500万円、三菱自から2億2700万円、ルノーから740万ユーロ(約9億5千万円)

の役員報酬を受けている。

ルノー本社も合算で20億ですよ。20億….

ゴーン氏の余罪

現在のところ、余罪の詳しい情報は確認されておりません。

情報が入り次第公開していきます。

ゴーン氏の保釈金は?

現時点では、ハッキリとした額は明らかにされておりませんが相当高い金額になるだろうと思います。

ここで、カルロスゴーン氏の手腕(功績)はどんなものだったのか調べてみました。

99年、販売不振などで経営危機に陥っていた日産の筆頭株主になったルノーから、日産に派遣されたのが同年10月。

1兆円5000億円あった有利子負債を4年で0にするなど、その後日産の業績はV字回復しました。

3年間で1兆円のコスト削減などを柱とする日産リバイバルプランを公表し、2000年に日産の社長に就いた。

01年に最高経営責任者(CEO)となり17年にCEOは退任しました。

16年には、三菱自の燃費不正問題をきっかけに、日産が三菱自に出資し、ゴーン氏は三菱自の会長に就くなど内外にリーダーシップで牽引していた

だけに、業界に衝撃が広がっています。

販売台数で世界2位を誇るルノー・日産・三菱自連合にとって大打撃となりそうです。

内部告発者は日産自動車内部の人間?

日産自動車はこの日、ゴーン氏と代表取締役グレッグ・ケリー氏による不正行為について内部調査を進めてきたことを明かしました。

「報酬額を少なくするため、長年に渡り、実際の報酬額よりも減額した金額を有価証券報告書に記載していた」と指摘しています。

その上で、「当社は、これまで検察当局に情報を提供するとともに、当局の捜査に全面的に協力してまいりました」と認めました。

ゴーン氏は、自宅の購入代金などを同社側に全額負担させる一方、報酬として計上していない疑いがあるとして日産の関係者が地検特捜部に相談し、数か月間にわたって

ふたり(グレッグ・ケリー社長と)を捜査していたということです。

同社側が負担した金額は数十億円に上るとみられています。

こうした不正に日産の代表取締役のグレッグ・ケリー氏も関与していたというのが信じがたいですよね。

ふたりで、不正を行っていたことがハッキリしたということですから、これはかなり悪質ですね。

到底許されることではありません。

せっかく、日産自動車を立て直してくれたのに残念でなりませんね。

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まとめ

この記事では

  • カルロスゴーン元会長の逮捕理由
  • 金融商品取引法違反の余罪や保釈金

について調査しました。

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