一山麻緒選手が東京オリンピック女子マラソン代表の最後の切符を手にいれました!
前回大阪国際女子マラソン優勝の松田瑞樹さんの記録を大幅に更新し”2時間20分29秒”という歴代4位の素晴らしいタイムで代表入りが決定しました。
おめでとうございます。
【#名古屋ウィメンズマラソン】
優勝 #一山麻緒(ワコール)2時間20分29秒#東京オリンピック🇯🇵日本代表内定
「今日みたいな日が来るのが夢だったので夢みたいです。(悪天候の中)こういう日だからこそオリンピックを決めたらすごくカッコいいなと思って走りました。— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) March 8, 2020
1月12日に開催された全国都道府県対抗女子駅伝。
そこで優勝した京都チームのアンカーとして一山麻緒選手が大活躍しています。
3月に開催される名古屋ウィメンズマラソンでも期待が大きいですね。
こちらは残り1枠の東京オリンピックのマラソン出場の最終選考レースでもあります。
一山麻緒選手の招待選手として抜擢されさらに注目されることとなりました。
こちらの記事では そんな一山麻緒選手の
- 中学・高校(学歴)
- 戦績(経歴)
- 厚底シューズや名古屋ウィメンズマラソンの優勝はある?
- オリンピック出場の可能性
について調べてみました。
もくじ
山麻緒選手のプロフィール(学歴)
引用:https://www.wacoal.jp/spark-angels/profile/member/m-ichiya.html
- 名前:一山麻緒(いちやままお)
- 身長:158cm
- 中学:出水中学校
- 高校:出水中央高校
- 趣味:買い物、料理
出身校は中高いずれも鹿児島県出水市。
ツルの飛来地として有名な緑と水辺が豊かな地域です。
そんな町で一山麻緒選手は生まれ育ちました。
陸上をはじめたのは小学生の時。
かけっこで1位をとりたいという気持ちがきっかけです。
中学生になって中、長距離走で県大会入賞を果たしています。
高校では陸上部として長距離走で全国高校総体に出場。
また駅伝部にも所属していました。
山麻緒選手のマラソン戦績(経歴)
2019年
- 東京マラソン2019 7位 2時間24分33秒 日本人1位
- ロンドンマラソン大会 15位 2時間27分27秒
- 東京2020オリンピック マラソン日本代表選手選考競技会 6位 2時間32分30秒
マラソンの記録については、意外にも2019年の実業団入り以降になります。
それまでは5000mやハーフマラソン、そして駅伝などに多く出ています。
では、駅伝での戦績を見ていきます。
2016年
- 全日本実業団対抗女子駅伝 統一予選会 1区 7km 区間 3位 22分40秒
- 第36回 全日本実業団対抗女子駅伝 1区 7.0km 区間 1位(区間新記録)21分50秒
2017年
- 皇后盃 第35回 全国都道府県対抗女子駅伝競走大会 1区 6km 区間 2位 19分27秒
- 全日本実業団対抗女子駅伝 クイーンズ駅伝in宮城 1区 7.0km 区間 7位 22分13秒
2018年
- 皇后盃 第36回 全国都道府県対抗女子駅伝競走大会 9区 10km 区間 2位 31分49秒
- プリンセス駅伝 in 宗像・福津 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会 3区 10.7km 区間1位 34分23秒
- 全日本実業団対抗女子駅伝 クイーンズ駅伝 in 宮城 1区 7.0km 区間3位 22分20秒
2019年
- 皇后盃 第37回 全国都道府県対抗女子駅伝競走大会 9区 10.0km 区間6位 32分12秒
- 全日本実業団対抗女子駅伝 クイーンズ駅伝 in 宮城 1区 7.0km 区間3位 21分56秒
2020年
- 皇后盃 第38回 全国都道府県対抗女子駅伝競走大会 9区 10.0km 区間7位 32分10秒。
もともと駅伝が強い選手という印象がありますが、周りからの評価も同じようです。
2017年の日本陸上選手権クロスカントリーでは優勝も果たしています。
そんな一山選手ですが、マラソンデビューはまだ1年にも満たない状況のなか、オリンピック最終選考レースで招待選手に抜擢ということは本当に凄いことです。
厚底シューズや名古屋(ウィメンズマラソン)の優勝はある?
厚底シューズの効果は?
さて長距離走会で最近話題の厚底シューズですが、よく「新記録が出やすい」と言われていますよね。
その背景として高い推進力(速く走る動き)を引き出すためのランニングフォームを形成する靴のつくりだということです。
一山麻緒選手はナイキのこのシリーズを愛用。
「自分にあっている」という認識でマラソン自己最高記録2時間21秒30秒を目指しています。
名古屋ウィメンズマラソンの優勝はある?
前回のオリンピック出場選考レースまでの3人目候補が松田瑞生選手。
1月の大阪国際女子マラソンの記録が2時間21分47秒です。
次の名古屋ウィメンズマラソンにて、この記録が敗れなかった場合は残り1枠の3人目は松田瑞生選手に決定します。
名古屋ウィメンズマラソンでは国内外問わず17名の招待選手が選ばれていますが、その中でもライバルとなりそうなのが
- 福士加代子選手:本人最高記録 2時間22分17秒
- 安藤友香選手 :本人最高記録 2時間21分36秒
ちなみに一山麻緒選手の今までの最高記録が2時間24分33秒。
二人のライバルに対しての記録は低いですが、今回は厚底シューズをはいて挑みます。
トレーニングの中で「2時間21秒30秒」を達せる可能性が出てくれば優勝も見えてきそうです。
オリンピック出場の可能性
さて実際に世間ではどう予測されているのでしょうか。
一山麻緒選手の東京オリンピック出場への期待値を探ってみました。
名古屋ウィメンズマラソンの招待選手発表…陸連の瀬古リーダーは最後の1人を争う有力候補に『厚底シューズ効果』で22歳の一山麻緒を抜てき:スポーツ:中日スポーツ(CHUNICHI Web) https://t.co/aX25agYoBe
— 大阪国際女子マラソン (@owm_ktv) February 14, 2020
マラソンのキャリアは浅いですが、瀬古リーダーは何か光るものを見つけたんでしょうね。
とは言っても駅伝での実績も充分、マラソンでの記録も悪くありません。
山麻緒選手の実力+今ブームの厚底シューズが、新記録や優勝のカギになることも充分予測されます。
まとめ
こちらの記事では 一山麻緒選手の
- プロフィール(学歴)
- 戦績(経歴)
- 厚底シューズや名古屋ウィメンズマラソンの優勝はある?
- オリンピック出場の可能性
についてまとめてみました。
いよいよ3月8日が最後のオリンピック出場をかけた最後のレースとなります。
オリンピックはまだ先ですがその前に熱い戦いが見れそうで楽しみですね。
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