毎日の食卓で必ずと言っていいほど使う便利な調理器具として挙げられるのがまな板ですよね。
便利で当たり前のように使っていますが、長いこと使っていると黒ずみになったりカビが生えてきたりしませんか。
調理をする上でも不衛生ですし。食材が直接触れる場所なので早めに取り除きたいところですが、清潔に保っておくための方法としてカビや黒ずみを落とす方法があるのだろうか。
そこで、この記事では
- まな板(木製)の黒カビや黒ずみ落としの方法
- おすすめ予防対策
- 普段のお手入れ
について調査していきます。
台所に立つ方であればおわかりのように、まな板の黒い汚れ(黒ずみ)は、カビの可能性が高いということがおわかりですよね。
どのように取り除けばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
では、ここからは、その方法をご紹介していきます。
まな板(木製)のカビの取り除き方
やはり、まな板の黒カビを取り除く手っ取り早い方法としては、カンナをかけるのが一番と思いますが、大工でもないのにカンナなんてそんな簡単にかけらるのでしょうか。
まな板の上下面を鉋(カンナ)で削る
そんなアイテムが、あれば即欲しいなーて感じですが、どうやら通販でも見つけてしまいました。
ただ、百均ではありませんが見つけましたので、ご参考にしてみてください。
最安値で、719円という一枚歯カンナがこちらです。
出典元:https://www.monotaro.com/g/00402530/
サンドペーパーで削る
サンドペーパー(100~150番)で削るという方法もあります。
こちらの商品は、百均で売っておりますので、定員さんにサンドペーパー(100~150番)とお伝えすればご案内してくれますよ。
カビが落ちたら、最後は240番で擦って仕上げる。
番数は、増えていくほど細目になるのがサンドペーパーの特徴です。
おすすめ商品
ダイソーやセリア、キャン★ドゥといった100均でも購入する事が出来ます。
ホームセンターとかでも購入出来ますが、代表的なものをご紹介していきます。
- ホビー工作用ヤスリ8枚セット
ダイソーで販売されているホビー工作用ヤスリ8枚セットです。
番数の違う紙やすりが8枚入っており、用途によって使いわけができますね。
大きさは140mm✕240mmで、番数は#60、#100、#180、#240、#300、#400、#600、#1000が1枚ずつ入っています。

出典元: http://kingpcfx.seesaa.net
こちらの商品は、Amazonで購入できます。
番数は 粗目の#150の一種類ですので、用途がハッキリしている場合は使い勝手が良いと思います。
- 商品名:Bigman(ビッグマン) 紙ヤスリセット #150 5枚セット 紙やすり サンドペーパー 研磨 セット

出典元:Amazon
カビの予防方法
まな板の表面に包丁による傷が多くなると、食材の汚れが溜まりやすくなります。
それが、カビの原因につながるので、しっかりと洗い乾燥させることが大事です。
その際、効果的な方法としては、まな板に重曹や塩、クレンザーをつけて擦ったら水で洗い流して、清潔なふきんで水気を拭き取ります。
そして、風通しのよい日陰でしっかり乾かすのがベストですね。
いきなり熱湯をかけることで解消できるのではないかと思いますがそれはNGです。
魚や肉などを切った際に、すぐに熱湯をかけると食材のたんぱく質がまな板の表面で固まってしまうので、使用後のまな板は汚れを水洗いしてから熱湯をかけるという順番が効果的ですね。
魚や肉などの生物を調理した際は、定期的に重曹や塩の使用や熱湯消毒する習慣をつけることをおすすめします。
普段のお手入れ
木製まな板は、直射日光に当てて乾かすより、風通しのよい日陰に置いて自然乾燥させるのが良いとされています。
理由としては、直射に充てるとまな板が反ることがあります。
ですので、木目が縦になるように立てかけて保管すると反りがおこりにくいとされているんです。
ぜひ、この使用方法を取り入れて、清潔にまな板を使っていきたいですね。
しっかりと洗い乾燥させる
使用後に洗った場合には、汚れを完全に落とし乾燥しきることでカビの発生を抑えることができます。
だからと言って、ハイターなどの除菌漂白剤を使ってしまうと、カビの除去はできますが表面のぬめり取りに多くの水を使うデメリットがあります。
また、木製まな板は変色させる恐れがありますので、研磨効果のあるクレンザーや重曹、塩(粗塩)など使ってしっかりと洗い落とすことをおすすめします。
まな板にカビが生える原因
しかしなぜ、カビが生えるのか疑問に思っているみなさんも多いのではないでしょうか。
空気中には、複数のカビ菌が常に浮遊しているというのはご存じでしょうか。
カビの生存環境としては、気温(5~35度)・水・酸素・栄養源(食材・汚れ・ほこりなど)がある場所に付着して発育し成長することで密集した結果が黒いカビとして現れます。
ちなみに、まな板には水分と栄養源(食材などの汚れ)が付着しているため、カビが生えやすい条件が揃っていることは一目瞭然ですね。
逆に言いますと、水分と栄養源を取り去ればカビの発生を防止できるということでもありますね。
まな板(木製)の表面には、包丁でついた細かい傷跡があり、その中に食材の汚れなどが入り込んでいるので乾燥が不十分の場合は、カビの発生につながってしまいます。
タワシでゴシゴシと擦って汚れを掻き出すのは効果的です。
このことを理解しておくことで、日々の台所作業を清潔に行えるといいですね。
まとめ
この記事では、
- まな板(木製)の黒カビや黒ずみ落としの方法
- おすすめ予防対策
- 普段のお手入れ
について調査しました。
個人的気には、カンナをかけるのが一番と思っておりました。
確かにカンナは、表面を一瞬で剥がすことができますのでとても仕事が早いと思います。
飽くまでカビが、まな板の中まで浸透している場合は効果的ですよね。
ただ、カビが中まで浸透してなく、表面上のカビであれば百均の紙やすりで十分という結論にいたりました。
いずれにしても、日々のお手入れが大事であることは間違いないのとしっかりと乾燥させることも大事だということがわかりました。
食卓は、毎日のことですので清潔に使いたいですね。
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