安藤雅司が鹿の王を描くまでの経歴は? 作品の評価や宮崎駿が認める実力

アニメ映画「鹿の王」が、ネットやtwitterで話題なっています。

公開が延期されていたアニメ映画「鹿の王」が大ヒット上映中。

アニメ映画「鹿の王」の監督は、安藤雅司(あんどうまさし)氏

国内外で大ヒットを遂げてきたアニメ映画に関わってきたレジェンドで安藤雅司(あんどうまさし)初監督作品です。

この記事では、初監督作品「鹿の王」を手がける安藤雅司氏

  • 出身や経歴やプロフィール
  • 鹿の王の評価や宮崎駿が認める実力

について調べて行きます。

世界的にも評価を得ている著者のこの作品は、社会背景と病、そして医療と命について描写されている壮大なるファンタジー小説。

アニメ化が不可能とされていた原作に、安藤雅司が挑んだ初監督の作品です。

鹿の王が、大ヒット上映中です。

安藤雅司の経歴やプロフィール

安藤雅司のプロフィール

生年月日:969年1月17日(50歳)

子どもの頃から アニメ週刊誌にナウシカやラピュタのイラストを投稿。

スタジオジブリの同期、吉田健一氏より「何を描いてもうまかった」、「紅の豚」原画昇格試験での合格は安藤雅司氏だけだったというエピソードがあります。

アニメーターにとってはやはり作品がそのひとのバロメータですが、その他の情報も調べてみましたが出てきませんでした。

「鹿の王」公開直前になるとまたいろんな情報が出てくるかも知れません。

安藤雅司の経歴

日本大学芸術学部中退後、1990年にスタジオジブリに研修2期生として入社しています。
それからの活躍が早いのです。
トップクラスのアニメーターとしての活躍を作品とあわせて並べてみました。

  • 1991年 「おもひでぽろぽろ」動画担当
  • 1992年 「紅の豚」原画・動画担当
  • 1995年 「耳をすませば」原画担当
  • 1995年 短編「On Your Mark」初めての作画監督を経験
  • 1997年 「もののけ姫」作画監督
  • 2001年 「千と千尋の神隠し」作画監督
  • 2003年 フリーとして活動
  • 2012年 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」原画担当
  • 2013年 ジブリ作品「かぐや姫の物語」作画担当
  • 2014年 ジブリ作品「思い出のマーニー」脚本・作画監督を務める
  • 2016年 「君の名は。」キャラクターデザイン・作画監督を務める
  • 2020年 「鹿の王」キャラクターデザイン、作画監督と初の監督に抜擢

この様に大きなヒットと話題になったアニメ作品に多く携わっています。
今回の「鹿の王」で監督として選ばれたのも納得できますね。

特に作画について多くのご経験があり知見も豊富な安藤雅司氏。

鹿の王の出来上がりを早く劇場で見たいものですね。

鹿の王の評価や安藤雅司の実力

今まで多くのヒットアニメ映画に部門ごとの担当や監督を遂げてきた安藤雅司氏。

今回の「鹿の王」ではすべてを統括する監督として初めての作品となります。

彼が映像化に難しいこの傑作の監督に抜擢されたその背景を過去の作品や宮崎駿氏が認める部分もあわせて探ってみたいと思います。

鹿の王の評価

鹿の王の評価を見て行きたいと思います。

監督として携わった作品は経歴に書いた通りです。

安藤雅司監督は、25歳のときに「もののけ姫」に携わります。
「作画監督」というのはそのクオリティによって作品の仕上がりを大きく左右する非常に重要な役割です。

やはり幼少期よりアニメに興味を持ち絵がダントツうまいことはもちろん、風景や登場人物の人間性や感情を描写で繊細に表現することが必須。

決定的なのは、当時社会的にも影響が大きかったこの3作品。

日本人ならみんなが知っている映画です。

「もののけ姫」(興行収入193億円)「千と千尋の神隠し」(興行収入308億円)

そして「君の名は。」(興行収入250億円)。

歴代の邦画、興行収入が高い4作品のうち、これらの3作品が含まれているということなんです。

まさにそれが作品の評価ですし、安藤雅司の評価ではないでしょうか。

世界的にも評価を得ている著者のこの作品は社会背景と病、そして医療と命について描写されている壮大なるファンタジー小説(原作)ですが、ついにアニメ映画として公開上映されています。

現在大ヒット上映中です。

安藤雅司の宮崎駿が認める実力

安藤雅司氏はスタジオジブリに在籍中も、その後フリーになってからもこれまでジブリ作品に多く関わってきています。

「ジブリ」といえば株式会社スタジオジブリ取締役である宮崎駿氏。

彼のアニメーターとしての作品「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」こそが最初の日本を代表するアニメ映画の発端であることは、国民のだれもが認めるところです。

安藤雅司監督も当時から憧れて絵を描いていたぐらいですから、熱意も相当なモノだったのでしょう。

現在活躍中のアニメーターの多くが宮崎駿氏をリスペクトしているのは当然のことですが、そんな神のような存在と一緒に仕事ができることも凄いことですが、宮崎駿氏からはどのような評価を得ているのかも気になりますね。

もともと監督志望だった安藤雅司氏は、優秀なアニメーターとして早い段階で有名な作品に参加できている時点でスタジオジブリにて宮崎駿氏に認められていたことは間違いないと思います。

しかし、それよりも宮崎駿氏との作品作りの中で一番強烈なエピソードが残されているのが26歳のときに作画監督として関わった「千と千尋の神隠し」

これは宮崎アニメの集大成ともいわれています。

作画の修正などの作業をお互い深夜までやりとり、巨匠宮崎駿氏の描写を今の時代に合わせたり、リアルに見せるためにブラッシュアップさせたのが安藤雅司氏といわれています。

それぞれの立場で熱い意見のぶつかりもあり仕上がったのが「千と千尋の神隠し」なんですね。

それが、安藤雅司氏が宮崎駿から認められているというなによりの評価であり、実力は申し分ないですよね。

「千と千尋の神隠し」が終わって安藤雅司氏はスタジオジブリを退社しました。

そこには作品を通じて巨匠との対立があったといわれていますが、妥協を許さないクリエーター同士なら避けられないことだったのかもしれませんね。

まとめ

この記事では、初監督作品「鹿の王」を手がける安藤雅司氏

  • 経歴、wikiプロフィール
  • 鹿の王(初監督作品)の評価や宮崎駿が認める実力

についてまとめました。

安藤雅司氏は「アニメを作るために生まれてきたような人」と最初のイメージでした。

しかし経歴やエピソードを調べると作品を仕上げる中では想像を絶する努力や工程、クリエーター同士のぶつかり合いがそこには存在していました。

日本のアニメーションを牽引するクリエーターというのはやっぱり凄いです。

ジブリ映画や「君の名は。」とは、きっとまた違う作品になることは間違いなさそうです。

ますます来秋公開予定のアニメ映画「鹿の王」が楽しみになりますよね。

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